私は、東京の渋谷の病院で生まれ、幼少期・少年期のほとんどを神奈川県の二宮町で過ごしました。
二宮町は、最近でこそ大きなショッピングセンターなどもあり、結構にぎわっているようですが、私が幼少の頃は、本当に静かでのんびりした所でした。よく学校からの帰り道に、あちこちの農家の牛小屋の牛に、道端の草をむしってあげた思い出があります。
私の父は、企業の研究所に勤務する自然科学系の研究者でした。その影響か、私は子供のころ、研究者に憧れていました。読書も好きで、未来の世界や建物、乗り物、科学などの本を読んでは空想にふけったり、また、絵を描いたり、工作することも好きで得意だった思い出があります。
今思えば、ちょっとボーっとした感じの、のんびりした少年だったのでしょう。(今も????)
私が歯科医師になったのは、やはり両親の影響が強かったのでしょう。実は私の母方の祖父と祖母、伯父は歯科医師で、彼らの活躍を見ていた両親は、私を歯科医師にしたかったようで、子供の頃、”光平は優しいから歯科医師にぴったりだ”とよく言われた思い出があります。
高校に合格し、”自分は頭が良い”と、思い込んでしまった私は、、高校時代は良く遊びました。生意気にも、授業をさぼってジャズ喫茶に行ったり、体育祭の準備で学校や友人宅に何日も泊り込み、親に”もう、家に帰ってくるな!!”と勘当されかかった思い出もあります。
そこまでのめりこんだ体育祭の時の、私のクラスの出し物は、なぜか”歯の一生”という演劇でした!毎日学校で、色々な種類の歯のかぶりもの(!)を作っていました。
高校時代、勉強をがんばった覚えの無い私は、当然のように一年浪人。しかも、懲りない性格の私は、その次の年にも失敗し、二浪目に突入してしまいました。
さすがに、両親に勘当されてしまった私は、家を出て新聞奨学生となって予備校に通うことになりました。奨学生とはいえ、社会人となった私は、配達先のお客様から厳しいお叱りを頂いたり、暖かい励ましを頂いたり、同じ販売店の方と親しくして頂いたりといろいろな経験をさせて頂きました。
社会人の厳しさ、楽しさを知り、少し大人となった私は、その後、三浪を免れ、大学に合格し、歯科への道を歩みだしたのでした。
”付属の研究所もあるし、研究者になるのにいいんじゃないか”と両親のアドバイスもあり、入学した歯学部でしたが、大学入学後は、華やかな臨床に憧れるようになり、”歯科医師は歯を治せて初めて一人前なのでは?”とまで考えるようになっていきました。その後、臨床系の大学院に進学し、研究の楽しさを堪能しましたが、同時に臨床と研究の両立はとても難しいことも知りました。大学院卒業後、臨床の奥深さを感じはじめていた私は、“二兎を追うものは一兎を得ず”と考え臨床家一本にしぼるべく大学付属病院の職員を辞職し一般歯科医院に勤務した後、2000年に当サン歯科クリニックを開業し、現在にいたるのです。
以上、私のチョッピリ思い出話、サン歯科クリニック誕生物語でした。
そして、きっと田舎に育ったからですね。今でも、牛小屋や、木々、草草の匂いがするとほっとします。
上溝は、少し街を外れると、私が子供の頃見た景色をすぐに見ることができとっても好きです。また同時に、街には活気があり、どんどん変わっていく様子は、私をとても刺激してくれます。
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